現場の近くに、江戸時代の有名な薬屋さんである和中散本舗こと「ぜさいや」さんがあるというので、昼休憩に親方と見学へ行きました。
この旧の東海道沿いでは、昔ながらの佇まいを見る事ができる。
古いとか鄙びているという言葉は浮かばない。安心する。
隣の蔵。
よく見ると、道側に植物が彫刻されている。
人の目に付く所に何かしよう!という心意気に、気付いたこちらまでにやりとしてしまう。
道なりに歩いていると、異質と言っていい程大きな建物がある。(大き過ぎて、私は見逃してしまったが…)
これが「ぜさいや」さんである、大角邸。
残念ながら、内部の見学は不定休のようで、今回は入れなかった。
その塀にある、本当に継ぎ目に施されているのか疑問の面白いなまこ。
外側
と内側
のたくりも抜かり無く美しい。
「やろうと思っても、こんな仕事できひんでー」と、親方も感嘆しきりでした。
向かいにある隠居所も、二重屋根の重厚な構え。
お住まいの様なので、内部の見学はできない…かな。
親方の好きな滋賀の蔵の1つが、実はここ六地蔵にある。
大きな道が旧東海道にぶつかる丁字路正面。たまに通るたび、土の面積が広がっている。
この蔵の仕事がしたい!!!と、親方は常々念じているそうです。
早く綺麗な姿になりますように。
ペンキなど塗られません様に。
叶うならば、修復に携われます様に!