土舟のすゝめ

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滋賀の六地蔵

現場の近くに、江戸時代の有名な薬屋さんである和中散本舗こと「ぜさいや」さんがあるというので、昼休憩に親方と見学へ行きました。

この旧の東海道沿いでは、昔ながらの佇まいを見る事ができる。
古いとか鄙びているという言葉は浮かばない。安心する。
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隣の蔵。
よく見ると、道側に植物が彫刻されている。
人の目に付く所に何かしよう!という心意気に、気付いたこちらまでにやりとしてしまう。
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道なりに歩いていると、異質と言っていい程大きな建物がある。(大き過ぎて、私は見逃してしまったが…)
これが「ぜさいや」さんである、大角邸。
残念ながら、内部の見学は不定休のようで、今回は入れなかった。
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その塀にある、本当に継ぎ目に施されているのか疑問の面白いなまこ。
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  外側c0220313_0101484.jpgと内側c0220313_010883.jpg


のたくりも抜かり無く美しい。
「やろうと思っても、こんな仕事できひんでー」と、親方も感嘆しきりでした。
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向かいにある隠居所も、二重屋根の重厚な構え。
お住まいの様なので、内部の見学はできない…かな。
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親方の好きな滋賀の蔵の1つが、実はここ六地蔵にある。
大きな道が旧東海道にぶつかる丁字路正面。たまに通るたび、土の面積が広がっている。

この蔵の仕事がしたい!!!と、親方は常々念じているそうです。

早く綺麗な姿になりますように。
ペンキなど塗られません様に。
叶うならば、修復に携われます様に!
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# by tutibune | 2012-05-22 23:58 | 仕事

4年前

学生時代、仕上げと掃除を手伝わせていていただいた おくどさん。

その後、親方の所に来てから2度訪れたけれど、両日とも閉まっていた。

今回は、3口ある中で最もよく使うカマドにヒビが入ったという連絡があったので、確認と穴埋め(下処理)の為に訪れた。

ススを取ってくださっているそうで、ぱっと見、奥の2つは新品のようだ。
それにも増して、仕上がった時より美しい事に驚いた。
日々使い、手入れもいいからこそ、色艶に深みが出ているのだと親方に教えてもらう。
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親方は、修復箇所を削り、に灰土を埋め塗りました。
私はひたすら磨き作業です。
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浮きかけていたので、剥がした破片。
大切に取っておこう。
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このおくどさんがあるのは、法隆寺の近くにあります【玄米庵】さんです。
カマドで炊いた玄米ご飯、朝からご夫婦が杵と臼でついた玄米餅等が食べられます!
http://www.genmai-an.com/
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# by tutibune | 2012-05-18 23:03 | 仕事

風雨にさらされて

到着日の作業は小雨の振る中行いました。

手前、色の濃いところが下塗りをしたところ。
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①境目
(左から、そのまま、濡れている部分、下塗り部分)

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②少し左へ移動     

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③更に左へ 
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④もう少し左へ   

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⑤もっと左へ
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⑥どんどん左へ    

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⑦ そして終点
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何が起こっているか分かるだろうか?
雨風で、壁が洗われ、土が流されているのです。

その最先端は、以前私達が施した洗出しが守っています。

⑧終点の正面

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⑨洗出しは、以前よりも綺麗になっていた。

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# by tutibune | 2012-02-06 23:59 | 仕事